カテゴリ:稽古場から( 19 )

 

行くど!

さて。日付も変わりまして、遂に現場入りの日となりました。
リハーサルを経て、遂に明日が本番!
嗚呼………本番を迎えるのが楽しみなような、怖いような、終わってしまうのが寂しいような。

まぁ、そんなワタクシの小言はさておき。
立ち稽古開始から4ヶ月間お世話になった『石の海』の稽古場とも遂にお別れ。
という訳で、わんつかばり稽古風景なんぞ、公開しちゃいましょうか。
ヨコが個人的に撮ってたモノなので、写ってるシーンにかなり偏りがありますが。。。
(故に若衆は全く写ってません。若衆の皆、ごめんなさい。。)


こちらは以前載せた、ねぶた期間限定の稽古場での写真。
いやぁ~本当に暑かったですね、この時は。
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現役小学生・高校生だって、学校や部活が終わってから稽古に来て頑張ってます。
疲れてるんじゃないの?大丈夫?と思っても元気な顔で来る姿は
こちらも頑張らなくては!と励まされる部分もありました。
幼少期を演じる序盤のシーン、とても重要です。お楽しみに。
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こちらは村人たち。老若男女、様々なキャラクターがおります。
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皆様とても楽しそうですが、ただの雑談風景ではなく、きちんと某シーンの稽古中です
このシーンは、残念ですがお客様には声しかお届けできません。
とても楽しい会話なのですが。。。せめて画だけでも。どの場面の会話かは、
本番をご覧になって探してみてくださいね。
お芝居の中で、こんな笑顔の村人たちに………一体、何が起こるんでしょうか!?



以前の記事にもありましたが、今回はキャストが各々スタッフも兼任しています。
こちらは衣装画像を頑張ってアップしてくれている衣装班・小さん。みんなが毎回吃驚する仕事ぶりです。
こうして衣装合わせを繰り返し、更に役の個性に合わせて継ぎをしたり…
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ただでさえ大所帯なのに、二役・ダブルキャストの分も用意しなきゃいけない衣装班。
今までよりも大きなステージに見合う大掛かりなセットを製作する大道具・装置班。
小物から大物まで、とにかく用意するモノが多すぎて徹夜なんて日もあった小道具班。
個性豊かすぎる村人に合わせたヘアメイクプランを考え、イメージ化してくださるメイク班。
一人でも多くのお客様ご来場の為に幅広いメディアを利用し宣伝・広告活動を行う宣伝班。




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演出だってここに至るまで、私たちの想像もつかないほど多くの悩みや葛藤があったはずです。
もう、いつ胃潰瘍になってもおかしくないんじゃないかという程、あれこれと問題にぶつかっていた筈。
それでも、30人以上の人を集めるところから…いや、『石の海』を上演すると決めるところから、
この日まで何とかこぎつけたのは、演出がそこまで苦労してくださったからこそだと思います。
それを無駄にしないよう、リハーサルから千秋楽まで
自分の役目をしっかりと果たす、自分の役をぎりっと演じる、
私たちにできることは、もうそれ位しか残ってません。




さぁ、、、




後は何も考えることはねえ。走るだけだ。



---ヨコ。
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by ishinoumi | 2010-09-30 03:07 | 稽古場から  

ねぶた囃子を聞きながら

8月になりました。
青森はねぶたモードになってますね。
BBBはこの期間だけ、いつもの稽古場を離れて
プラネタリウムでおなじみの"あの場所"にて稽古を続行中です。


ではでは、先日の稽古風景をちょごらっと…。
(照明の関係とかで画質が若干粗いです。すみませぬ。)
後半の、重要な会話シーン。

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何だか深刻な顔ですね。。。
さぁ、何の会話をしてるんでしょうか?
観てのお楽しみです。

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演出からのダメ出しも、稽古場の暑さに負けず熱くなってきます。。。
基本的に窓を開け放してるので、色んな虫さんたちが稽古場に訪問してきますが、、、
おらたちだって、負けじと頑張ってるんでぇ!!

---ヨコ。
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by ishinoumi | 2010-08-05 05:02 | 稽古場から  

現地視察4.

さぁさぁ、この日のメイン…と言ってはマズイかもしれませんが(汗)
きっと密かに楽しみにしていたメンバーも居たことでしょう、BBQタイム!
種差海岸に場所を移して火起こしを始めた途端、皆の目つきが変わって………!!!

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こーーんな美しい海を眺めながら
北魚さんが中心となって肉やら野菜を焼いて食って
座長が自ら腕を振るい(しかも材料も本人持ち込み)
更にフサ姐さんが見事なヘラ捌きで完成させてくれた焼きそばを堪能し
字幕師さんが仕込んできてくれた棒パンを皆で焼いて食って
締めは大道具ちさんの…えっと……何だっけ………
   鶏肉ジンジャー?
料理の正式名称は忘れましたが、力作を食べてみんなお腹いっぱーい。
(食ってばかりの上、メインディッシュが全く食べられず申し訳無いです…。ミツ、心の声。)

小学生キッズたちも広い原っぱでのびのびーーーと遊びまくり
みんなで日焼けして青森へと帰っていきましたとさ。
ちなみにヨコは、焼けた部分が痒くなって次の日大変なことになってました。。。


とりあえず、
ごちそうさまでした。
…じゃなかった。
お疲れ様でした。
今回の視察が、今後の稽古に活かせるように頑張りましょう。。。
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---ヨコ。
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by ishinoumi | 2010-07-21 03:14 | 稽古場から  

現地視察3.

小舟渡海岸から北上しながら寄った場所。


昭和8年三陸大津波の石碑が立っている場所、ということで見学。
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『地震海鳴りほら津波』
…………『地震雷火事親父』じゃないです。念のため。
というか、そんな洒落なんて言えません。
「え?ここ!?」という場所から急な斜面をヒィヒィ登った場所ですから。
ここでも、「あぁこんな所も津波で飲まれたのか…」と。
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お次は、直接の舞台とはなってませんが、
イメージを膨らませようという演出の計らいにより、金浜漁港へ。
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漁港らしく(!?)入り江になっていて、まさにこんな感じか!と一同納得。
今はさすがにコンクリで固めてあったり、テトラポットがありますが
入り江があって、小高い丘があって…。
まさにそんな地域なんです、『石の海』は。

---ヨコ。
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by ishinoumi | 2010-07-21 03:12 | 稽古場から  

現地視察2.

収集館を後にして、今度は『石の海』の舞台である小舟渡海岸へ。


明治、昭和と三陸大津波で大きな被害を受けた場所のひとつ。
小舟渡小学校から歩いていくと、目の前に広がるパノラマの海!海!海~~~ッ!!!!
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海岸入り口にある周辺案内図…の下、"海面から○m"の表示。
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実はコレ、この付近の道端(民家の塀とか)にもたくさんありました。
現地でこの表示を見ると「こんな高い場所も、津波に飲まれたんだよなぁ」と
実際に津波被害に遭ったことのない、平和ボケしている自分の頭でも
ちょっと怖くなってきたりするのです。。。

冒頭にも書いたとおり、当日は快晴。
その天気の良さも手伝ってか…いや、それが無くてもきっとそうだと思いマスが
とてもとても綺麗な海岸風景でした。
♪海は広いな 大きいな~~~
なんて、大声で熱唱したい…というワタクシの内心をよそに
皆はさっさと、海面から少し小高いところにある、赤石大明神の元へ。
赤石とは別名べご石、つまり牛を祀っているということで
今でもそのべご石は海面に見え隠れしています。
そして、その大明神の祠の周りには石碑の数々。
もちろんそれぞれに願いを込めて建てられたものですが、
何せ津波の多い土地。小高い場所とは言え石ごと流されたこともあったとか。
現在は地元の青年団によって管理されているそうで、
そういった努力によって自分たちがこうして視察出来ることにも
感謝しなくてはいけないなぁという気持も、忘れてはいけないと改めて思うのです。

ちなみにこの海岸、青森県と岩手県の県境でもあります。
せっかくなので皆で県境へ。
幅1mくらいの小川にかかった小さな橋を渡ると、そこはもう岩手県。
この幅1mの距離を越えるだけで、無駄にテンションの上がってしまった
『石の海』キャストの面々なのでした…(自分も他人のこと言えませんが。)


ここで階上のご案内をしてくださった役所の方々とはお別れです。
とても熱心な解説、最後には「お役に立てることがあれば、またいつでも」
とまで仰ってくださり、本当に感謝です。
この場を借りて、改めて。
本当に有難う御座いました。

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---ヨコ。
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by ishinoumi | 2010-07-21 03:10 | 稽古場から  

現地視察1.

7月19日。快晴の中、『石の海』現地視察の為
青森県南部地方・階上町へ。

早朝に出発し休憩を挟みつつ3時間程で着いたのが
『階上町民族資料収集館』
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一見、資料館っぽくない建物ですが、
中には歴史を感じさせてくれる刀や槍などの道具、
戦時中のものと思われる服や交易の為の運搬車両など
思わず唸ってしまうような小道具が諸々展示されておりました。
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通常こういった展示物は「触れないで!」等の注意書きがありますが
「…触ってみても良いですか?」と収集館の方に尋ねてみたところ
「どうぞどうぞ~。むしろ、その為にこういった展示をしていますから。」とのこと。
という訳で遠慮なく、その刀やモノの重さを体感させて頂きました。
お話によれば、刀などはまだまだ現役で使える…というか
その館の方も時々持ち出して使っているとか。
先人の残したモノが未だに形として残っていて、まだ活きている。
その展示室には、外の"2010年"とは違う空気があった気がします。

---ヨコ。
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by ishinoumi | 2010-07-21 03:08 | 稽古場から  

真夜中、発泡酒を左手にして。

 稽古場での3回目の稽古。これまでなかなか来れなかったメンバーも徐々に集まり出し、やってるかなって感じ。一方で、立ち始めて改めて実感する様々な課題も。混迷の度合いは深まっている。何しろ、出演者も多いし、年齢層も多様。しかし、これがこの村の現実だ。おお、嗚呼。

 さて、今日読んだ本の一文が引っかかったので、ちょっと紹介する。

  「ゆたかさ」の過剰も「善意」の過剰もまた、生きものを殺しうる。(中略)それは、ほんとうは飛びたかった鳥だった。必要な飢えによって飛ぶ鳥。しかし、不必要な豊かさによっては、どこへも飛べなかった鳥だった。


 「石の海」の村に住む村人たちよ。お前たちは、どこに行こうとして、あるいは、なぜどこにも行かないのか。

 「大道具ち」や「字幕師」が面白いコメントをなかなか書いてくれないから、しょうがない、面白いくもないもコメントを綴ってしまった。この俺の気持ち、少しは分かってくれたまえ。

<by まこぶ>
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by ishinoumi | 2010-06-11 02:01 | 稽古場から  

6がつ1にちレポート。 byヨコ。

大変遅くなりましたが、稽古場日記としてやはり外せないだろう、
写真はアップされたがやっぱり文章も必要だろう、
という訳で今更ながら稚拙な文章で自分がレポートさせていただきます。
6月1日の稽古場開き

過去の記事にもあったように、6月から稽古場が変わりました。
これで時間を気にせず稽古できるのです!017.gif
そしてその場所を清める為、キャスト・スタッフで
お祓いを行いました。
自分もそうですが、ほとんどの参加者にとって初めての
貴重な経験だったのではと思いマス。
今回の役者は様々な年代の人が集まっていますが、
大人子供関係なく、みんな一生懸命に他の人に習って
稽古と公演の無事etc.を祈願しました。
そしてそして。
演出M田氏………もとい、神主様
この日の為に準備×準備×準備ととにかく様々な用意をし
もちろん祝詞も自分でガッツリ書いて
本職の方と聞き間違える程のお声で「ドォォォ~~~~ッ」と詠み上げ
キッチリと場を締めてくださいました。
本当に、お疲れ様で御座いました。
これで、稽古場の神(?)も公演終了まで見守ってくださるでしょう。

その後は乾杯&北魚さんが前の記事で書いていた『もう一つのXデー』タイム。
ドキドキな配役発表も済み、各自の役がより一層個性的になってきそうです。
いやぁ、これで次回からの稽古がますます楽しみになりました。


という訳で、キャスト・スタッフの皆様、
あと4ヶ月…長いような短いようなこの期間
改めて宜しくお願い致します!!!

---ヨコ。
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by ishinoumi | 2010-06-04 20:57 | 稽古場から  

稽古場開き

6月1日稽古場開きがありました。全員は集まれませんでしたが、事故の無いよう皆まじめにお祈りしました。
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by ishinoumi | 2010-06-02 22:48 | 稽古場から  

ガス。 byヨコ

今日は快晴058.gifの青森ですが、昨日の日中は雨が降ったり止んだり057.gif
日が沈む頃には雨もほとんど止んだものの、今度は辺り一面が霧に包まれ…

はい、ここで『石の海』のお話です。
この作品の舞台となっている村は、そんなことが日常茶飯事な場所。
それこそ、青森市内の濃霧なんて比にならない程の霧が立ちこめ
当然まわりの景色なんて見えないし、夏場なのに寒い!という状況。
5/20付の東奥日報にも、八戸の濃霧について記事が載っていますが
おそらくアレの何倍もの濃密な霧!と思われます。
一般的にこの濃い霧が立ちこめる様子を海霧と言います。
全国的には「うみぎり」という読み方ですが、北国(もちろん青森も含みます)では
ガス」という呼び方をするのです。

早速、ヤホーで調べました。
【ガス(がす】
北海道東部の太平洋沿岸で発生する霧の地方名。
この霧は海霧(うみぎり)といわれるもので、6~7月ごろに多発する。
冷たい親潮寒流が北海道の東岸に沿って南下する一方、
この季節特有の暖かい南東の風がその上に送り込まれるのが原因である。
Yahoo!百科事典
…だそうです。

ちなみに発音は、電気・水道・ガス…の"ガス"ではなくて
"ス"にアクセントを置いた言い方になります。慣れないとちょっと難しいかも、ガ
(初めて聞いた時は「ガスの霧!?中毒死しちゃうじゃん!!」と思ってしまった、
 というのは今だから言える話です。)
……自分も未体験なので、聞いた話から想像するだけですが
何だか考えるだけで寒くなってきそうな気候。
しかし『石の海』はそんな環境でも普通に、むしろ元気に暮らしてる人たちの物語。
いやぁ…タフですね。現代に生きる自分たちも、その元気さを見習いたいもんです。
(あ、若干年寄りっぽい発言になってしまった…(・ω・;A)アセアセ)

ヨコでした。
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by ishinoumi | 2010-05-21 14:58 | 稽古場から